白Tシャツにもいろんな種類がある!どれを選べばいい?
ファッションをコーディネイトする際、他のどんな色とも相性が良く、アイテムを選ばず着まわせる「白」のTシャツ。必ず持っていたいカラーの一つですが、一口に白いTシャツと言っても、世の中に溢れているたくさんの白Tシャツの中から一体どう選んだらいいのか、悩ましいところですよね。
今回は、そんなファッションコーディネイトに欠かせない白Tシャツの選び方をご紹介します。
目次
白Tシャツ必須!コーディネイトでおさえておきたいポイント
白Tシャツはシンプルだからこそ着こなしが難しい…そう思われがちですが、慣れてしまえばこんなに着まわしやすいものはないですよ。手元に一枚は必ずストックしておきたくなります。そんな白Tシャツのコーディネイトで最低限おさえておきたいポイントはこの2つ。
印象がガラリと変わる首まわりの「形」
数ある白Tシャツの中で一番分かりやすい違いが首(ネック)の形です。最もベーシックな形が”クルーネック“です。丸首とも呼ばれます。クルーネックのような首元の曲線はカジュアルでやわらかい印象を与えます。胸元の露出が少ないので清潔感もあります。
次に多く見かけるのが”Vネック“です。文字通り、首まわりが「V」の形にカットされています。元々女性用に作られたネックの形で、胸元の露出もクルーネックより多く、セクシーな印象を与えます。また、直線的なラインにより首まわりがスッキリとして見えるので、小顔効果もありますよ。顔が大きいとお悩みの方には断然Vネックがおすすめです。
着用シーンに合わせた「素材」
見た目に関してのポイント「形」に対して、もう一つこだわりたいのが着心地に大きく関係してくる「素材」です。Tシャツの素材というと、一般的にはコットン100%(綿100%)のものが多いです。コットン100%のTシャツは肌触りが良く、吸水性に優れているので、普段着やルームウェアなど、多様なシーンでの着用におすすめの素材です。
ただ、吸水力はあっても乾きやすさがイマイチなので、スポーツなど汗をかくようなシーンで着用する場合は、ポリエステル混のものがいいでしょう。吸水性と速乾性のバランスで、お好みの混紡率※を探してみてください。
※混紡率…[コットン65%/ポリエステル35%]など、糸を構成する異種繊維の比率のこと。
白だからこそ悩みが尽きない!白Tシャツあるある相談室
アウターにも使える白Tシャツはどんなもの?
白は数ある色の中でも特に透けやすい色。一枚で着るには、男性は乳首、女性は下着の透けが気になってしまいますよね。せっかくの清楚な印象がこれでは台無し・・・。一枚でアウターとして着ることができる、透けにくいシャツを選ぶなら6oz(オンス)以上のシャツを選ぶとよいでしょう。
このオンスとはTシャツに使う単位「1oz(オンス)=28.35g」で、面積に対する生地の重さのことをいいます。一般的には下記のような数値がTシャツとして普及していますので、参考にご覧ください。
3~4oz…薄手生地に該当するoz(オンス)で、価格も非常に安くイベント用などの大量生産のTシャツに多いです。最近では価格が高めで着心地の良い薄手生地のTシャツもでてきたので、必ずしも品質が低いとは限りません。
5~7oz…ヘビーウェイトと呼ばれる肉厚生地のTシャツで、特に6oz(オンス)以上はTシャツとしては最高クラスとなります。
9~13oz…主にスウェット生地のトレーナーやパーカーのoz(オンス)。もっとも肉厚なスウェットで13.2oz(オンス)があります。
上記のことから、だいたい6oz(オンス)以上を目安として選んでいただきますと、透けにくいものが多いです。生地の重さは編み方や糸の太さや素材によっても左右されるため、薄いのに重量があったり、重量の割に分厚く感じるものがあったりと様々です。正確に生地の厚みが比較できる訳ではありませんので、あくまで目安としてお考えください。
ビジネスシャツにあう白Tシャツはある?
ビジネスシャツ、つまりワイシャツを着るときは、白Tシャツを着る人が多いと思います。それは、素肌に直接ワイシャツを着ると、乳首が透けてしまったり、汗をかくと素肌に張り付いてしまったりと、あまり見栄えがよくないからですが、そのときに何を着るかで迷ってしまう方もいるようです。
ワイシャツは薄めのものが多いので、下に着るTシャツは、縫い目などの段差がない「シームレス」や生地の端を折り返して縫わずにフラットに仕上げた「きりっぱなし」などのキーワードでTシャツを選ぶことで、見栄えも良くスタイリッシュにワイシャツを着こなせます。
また、街中でワイシャツの下に着てるシャツがくっきり浮き出てしまっている人を見かけたことはありませんか?インナーに白いTシャツを着ると肌との色の境目がわかってしまうので、このような現象が起こります。これを解消するためには、肌に近い色(ベージュなど)のTシャツを選ぶことで、アウターであるワイシャツに響きにくいのでおすすめです。
ちゃんと洗って収納したのに、いざ着ようと出したら黄ばんでる!
大事に収納したお気に入りのTシャツが黄ばんでしまったらショックですよね・・・。黄ばみの正体は、お洗濯で落としきれなかった皮脂などの油分残りが、時間とともに酸化して黄色く変色したものです。パッと見キレイでも、一般の洗剤では皮脂の油分の完全分解は難しく、どうしても残ってしまうようです。そのため、衣替えなどの長期保存の際はクリーニングに出すことをオススメします。汚れや衣類に合った最適な洗浄処理で汚れを完全に落としてもらえるので、黄ばみのリスクは激減します。
ご家庭で対処したい場合でしたら、お風呂の温度くらいのお湯で洗う事をオススメします。特に黄ばみがでやすい襟や腋の下などの部分は、洗濯用固形石鹸をたっぷり泡立てながら揉み洗いしましょう。そして、仕上げに酸素系漂白剤に浸け置きしておくと黄ばみ予防にとても有効です。
こちらはあくまで予防策の一つです。落としきれなかった汚れにより黄ばんでしまう可能性は0とは言い切れませんので、心の準備はしておくといいかも…。
まとめ
白Tシャツをコーディネイトすると、毎回同じようなコーディネイトでマンネリになりがち。おしゃれに着こなすには簡単なようで少し難しいかもしれませんが、選ぶポイントの首まわりの形や素材だけでなく、体型にあったフィット感、袖や裾の長さなども視野に入れて、いろいろな白Tシャツを試して、自分にあった白Tシャツを是非見つけてみてください。
白Tシャツは、基本的に着まわしやすい超万能アイテムです。当店では、スタイルに合わせた白Tシャツを具体的に紹介していますので、こちらも参考にご覧ください。
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