着物の時の下着って?新年にも成人式にも役立つ和装用の下着を身に付けよう

更新日:2021年12月27日 3,084 PV

お正月の晴れ着として、成人式の盛装として、1月は着物を着る機会が多い時期です。普段から着物を着慣れている人は別として、和服のときは着崩れが気になってあまり自由に動けないという人も多いのでは?

今回は着物をより快適に美しく着こなすための下着選びについてのお話。驚くほど着崩れしなくなる和装用下着の情報もご案内します。

目次

和装の時はノーブラノーパン? 今どきの着物時の下着選び

「着物の時には下着は着けない」と聞いたことがありませんか?下着を履かないなんて不安でたまりませんが、日本人がブラやショーツを日常的に利用し出したのは昭和時代に入ってから。つまり、パンツを穿き始めてからまだ1世紀も経っていないのです。

そうはいっても、和服を主としていた時代じゃあるまいし、今のこの時代に下着なしで出歩くのは勇気がいりますよね。それでもまだ「着物=下着なし」といわれるのは、和服のヒップラインに下着のラインが透けて見えたり、ブラで持ち上げたバストが胸元をはだけさせたり、一般的なブラジャーやショーツが着物の着こなしにあまり良い影響を与えないためです。

肌襦袢裾除けといった和服ならではのファンデーションを利用しても、その下がいつものブラでは台無し。でも、本当に着物を美しく着こなしたいなら洋風用の下着ではなく、和服のために開発された和装用ブラジャーなどを身に着けるのがベストです。

着付け時の美しさが持続する和装用ブラジャーの実力

和装を美しく、着崩れなく着こなすコツは、ボディラインを円筒形に整えること。洋服ならばボン・キュッ・ボンのメリハリボディが着こなしのポイントとなりますが、和服の場合は凸凹をなるべく抑えて寸胴にするのが正解。身体にタオルを巻いてウエストのくびれをなくしたり、さらしを巻いて胸のふくらみを抑えたり、洋服とは真逆のスタイルを目指すのです。

洋服のブラジャーやショーツは、バストアップやヒップアップ効果が高いほど良しとされますが、和装用のブラジャーは、いかにバストに負担を掛けずに胸のふくらみを抑えるかが焦点。胸にダメージを与えずにフラットなラインに整えるのが第一目的です。

また、ショーツを履くときはなるべくラインの目立たないものを選び、和装スリップや上下セパレートの和ランジェリーと一緒に利用すると着物に響きません。

和装用下着で円筒形に身体を整えて着物を着ると、着苦しさを感じにくいだけでなく、着崩れしにくくなるので、自然な動きで長時間ずっと快適に過ごせます。着物姿の美しさや着心地の良さの違いは下着の使い方にあるといっても過言ではありません。

ノンワイヤーブラで代用も。和装時に活用できる普段下着

普段あまり着ない着物のためにわざわざ和装用下着を買うのはもったいない? もちろん、その意見にも同意できます。そんな場合は、洋服時にも活用できる下着をセレクトしましょう。

胸を寄せて上げるような補整力の高いブラや、ヒップアップ効果が高いガードルは避けること。ブラジャーならば胸をコンパクトに押さえるスポーツブラノンワイヤーブラがおすすめ。身体を緩やかに包むカップ付きインナーやキャミソールなども和装時には活躍します。

また、ショーツは縫い目がないシームレスのものや、できるだけ股上が浅いものを選びましょう。あまり股上が深いとトイレの際の着脱に手間取り、着崩れを招いてしまう事もあります。ボトム選びは下着が着物に影響しないことに加え、トイレに行きやすいかどうかもしっかりチェックしてくださいね。

まとめ

洋服と和装では着こなしが違うことは知っていても、下着にはあまり気を使っていない人の方が多いかもしれません。でも、和装向けの商品をチョイスするだけで、年に数度の晴れ着の着こなしが驚くほど美しく仕上がります。下着がバッチリ決まれば、洋服を着ている時のように和装の時も軽やかに動けること間違いなし!誰よりもこなれた感じで粋に着物を着こなしちゃいましょう。

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Mayumi

旦那と小学生の子供2人(小5と小3)と暮らす共働き主婦です。 主婦の目線から皆様の役に立てるような記事を書いていきます。 たまに主婦目線関係なく全く別の話題を書くこともあります。

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