風邪の予防は「喉」の温活から

更新日:2024年01月22日 323 PV

風邪対策には喉周辺の温活(保温活動)が重要だということ、知っていますか?風邪予防の基本はからだを温めること。中でも首と名の付く「首」「手首」「足首」を温めるとからだ全体が効果的に温まるといわれています。風邪と首、喉はどう繋がっているのか、一緒に探ってみましょう。

目次

風邪を治す薬はない⁉ 風邪には予防が大切なわけ

「風邪は万病の元」といわれますが、喉の痛みや、鼻水、咳、発熱などの風邪の症状を和らげる対処療法はあっても、風邪そのものをやっつける特効薬は残念ながらありません。

風邪をひいてしまうのは体内にウイルスが入り込むことが原因。しかし、からだの免疫力が高ければ風邪ウイスルの増殖を食い止めて発症に至らなかったり、風邪初期の軽い状態のみで終わったりすることもあります。つまり、風邪は予防と早期の対処がとても肝心なのです!

たとえば、日常生活では以下のような点が風邪予防に有効だとされています。きちんと予防ができているか、一度、チェックしてみましょう。

☑ 睡眠を十分にとっていますか?

☑ バランスの取れた食生活を送っていますか?

☑ 乾燥を防ぎ、加湿を心がけていますか?

☑ しっかりと水分補給をしていますか?

☑ からだを冷やさないよう、温めていますか?

☑ 手洗いやうがいをこまめに行っていますか?

寒い季節に風邪をひきやすいのは、体温が下がって免疫力が落ちてしまうから。体温が1度下がると免疫力は3割ほど低下します。低体温で血流が悪くなると、白血球の免疫システムがうまく働かないため、細菌やウイルスの侵入を防ぐことができなくなってしまうのです。生活を整えることに加え、からだを温めることが風邪予防にはとても大切だということがわかりますよね。

 

温めるならここ! 喉・首は風邪防止のキーポイント

からだを効率よく温めるポイントは、動脈が流れて血流が多い「首・手首・足首の三つの首を温める」こと。血流ポイントを温めると、血の巡りが改善して全身がホカホカになってきます。中でも喉の周辺にはたくさんの神経が集まっていますので、温めると自律神経や免疫力の調整機能がアップします。逆に冷えてしまうと筋肉が固くなってコリを招くこと。

また、首の付け根の前後には「大椎(たいつい)」と「天突(てんとつ)」というツボがあり、二つのツボにドライヤーの風を当てたり、衣服で覆ったりなどして温めると、「寒気がする!」「喉の痛みや咳がひどい」といった風邪の初期症状によく効くといわれています。

防寒のためにも風邪予防にも、喉周辺を温めるアイテムは寒い冬の必需品。マフラーやネックウォーマーなどのほか、室内外を問わずに気軽に喉や首の保温ができるタートルネックのインナーもおすすめです。すっきりと着こなせる薄手のタートルネック、裏がボアになった厚手のタートルネックなど、その日の装いや用途に合わせてタートルネックを活用してみましょう。オフィスファッションにもしっくり溶け込み、着回しがきくので重宝すること間違いなしです!手軽にできる風邪予防として、インナーを使った喉の温活をぜひ取り入れてくださいね。

タートルネックで簡単に喉・首の温活を

特効薬のない風邪には、生活を整えて水分補給と加湿に勤め、からだをしっかりと温めるのが最大で最良の対策。ショウガ湯や葛湯を飲んでからだを内側から温めるとともに、インナーや洋服を工夫してからだの外側からも温活を行いましょう。

温活のポイントは何といっても「首」。室外でも室内でもさりげなく喉や首を温めてくれるタートルネックのインナーでおしゃれに防寒対策・風邪対策を始めてみては?

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この記事を編集した人

谷口 陽子

旅行大好き人間。海外に出るたび、日本食のすばらしさに気づき、今やお味噌を自分で作るまでに。健康オタクでもあり、中医学や体を温める健康法に造詣の深い関西在住のライター。

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