卒業式や入学式の晴れの日にステキに着物を着こなす秘訣!和装用インナー

更新日:2024年02月19日 387 PV

寒さもやわらぎ、卒入学式シーズンが近づいてきました。卒業式に袴を着る娘さんをおもちのお母さんや、お子さんの入園、入学式に着物を着ていきたいと思っているお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、着る機会の少ない着物で着崩れが心配…という声も。そこで、着崩れが少なく、美しく着こなせる和装用インナーとその代用品についてご紹介いたします。

目次

着物の下はノーブラノーパン!?和装の時の下着事情

「着物の下には下着をつけない」と聞いたことがありませんか?いざ着付け!という時に「ブラジャーを取ってくださいね~」と言われてビックリ!ということも。

下着を着けるのが当たり前となっている現代では、下着を着けないなんて考えられませんが、実は日本人がブラジャーやショーツを着け始めたのは昭和の頃から。まだ1世紀も経っていません。

着物の下に着けないほうがいいと言われているのは、ブラジャーやショーツなどの体のラインを整える洋装用の下着です。ショーツのラインが透けて見えてしまったり、ブラジャーで持ち上げたバストが胸元をはだけさせたり、着物の着崩れを招いてしまうこともあるのです。それでも下着なしで出歩くのは勇気がいりますし、かと言ってせっかくの晴れの日に着物が着崩れてしまうのも嫌ですよね。

そこでぜひ下着として着けていただきたいのが和装用ブラジャーです。和服のために開発された和装用ブラジャーなら、着崩れ少なく、着物をキレイに着こなすことができますよ!

和装用インナーで叶う!着崩れしにくい着物美人

洋服では適度に引き締めて美しいボディラインを目立たせることが着こなしのポイントですが、和装では体の凹凸を出さないほうが美しいとされています。洋服とは真逆に、体をボディラインの目立たない寸胴スタイルを目指していくことが着物美人の近道なのです!

洋服のブラジャーやショーツは、バストアップやヒップアップ効果によりメリハリのあるボディラインを作ることを目的としていますが、和装用ブラジャーはバストに負担をかけずに胸のふくらみを抑え、フラットなラインとすることが第一目的です。また、ショーツを履くときは、なるべくラインの目立たない無縫製ショーツなどを選び、和装スリップや裾除けを一緒に利用すると着物にも響きません。

着物を美しく着るコツは長襦袢をきれいに着つけることにあります。長襦袢をきれいに着つけるには、その土台となるインナーでボディラインを円筒形に整えられるかが重要となります。土台であるインナーをしっかりさせることで、着崩れしにくいだけでなく、長時間着ていても疲れづらく快適に着物を着ることができます。着物姿の美しさや着心地の良さの違いは下着の使い方にあるといっても過言ではありません。

普段の下着でもOK!和装に活用できる下着選びのポイント

着る機会の少ない着物のために、わざわざ専用の下着を買うのはもったいない!そんな方は洋服でも和装でも活用できる下着を選んでみましょう!

カップを強調させる補正力の強いブラジャーや、ヒップアップ効果の高いガードルは避けるのがポイント。ブラジャーなら、揺れを抑えるために程よく締め付け形を整えてくれるスポーツブラや、補正力の少ないノンワイヤーブラがおすすめです。カップ付きインナーやキャミソールも和装時に活躍してくれます。また、ショーツは無縫製シームレスのものが下着のラインが出にくくおすすめ。股上が浅いものを選べば、トイレの際の着脱に手間取らず、着崩れさせてしまうことも少なく安心ですね。

まとめ

和装の美しさは着物の美しさや着付けに気を取られがちですが、土台である下着から整えていくことこそ美しさの秘訣だったのです。下着がバッチリ決まれば、お子さんの式も快適に参加できますよ!せっかくの晴れの日、和装向けの下着をチョイスして着物美人を目指しましょう!

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この記事を編集した人

ハル

子育て奮闘中の新米ママです。以前ファッション関係の仕事に携わっていたのでアウターに合わせたインナーの選び方などを中心に記事にしていきます。

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