下着を使い分けて防寒対策!秋冬の下着選びのポイントは?
北風が冷たく吹き込む寒い季節、どのような防寒対策を試していますか?分厚い服を何枚も重ね着するのもいいけれど、それでは身動きが取りづらいですよね。そこでおすすめしたいのが、肌着から考える防寒対策!
今回は冬の下着選びのポイントをご紹介していきます。ポイントをおさえて寒い季節を暖かく乗り越えましょう♪
目次
4つの「首」がポイント!より効果的に体を温めるには?
寒い季節にしっかり体を温めるには、『とにかく着込む』よりも『効率よく着込む』こと。
例えば、どんなに温かいコートやセーターを着ていても、首や足首、手首、お腹が冷えていると、体が温まりにくいと言われています。
この「首」、「足首」、「手首」そして「くびれ(お腹)」は「4つの首」と呼ばれており、体の中で特に寒さを感じやすい部位です。4つの首が冷えてしまうと、血行不良や代謝の低下を起こし、体調不良に繋がってしまう危険性があるのです。
防寒対策として、そして寒さが厳しい季節を元気に過ごすには、この4つの首を中心に体を温めましょう。
冬の下着選びのコツは下着の特長を知って使い分けること!
先程ご紹介した通り、防寒対策は4つの首を温めることがポイントとなります。
しかし、この4つの首をただ温めるだけでは、暖房が効いた室内では熱くなりすぎるなど、体温調節が上手くできません。
防寒しつつも体温調節ができるように冬の下着の特長を知り、場面や目的に合わせて上手に下着を使い分けていきましょう。
種類別!衣類や下着の特長を知っておこう
寒い冬をバッチリ防寒したいなら、まずは冬の下着でよく見かける素材や特長にはどんなメリット&デメリットがあるのか知っておきましょう。防寒効果が期待できる主な素材や特長について紹介していきます。
ヒートインナー
ヒートテック、あったかインナーなどの名前がついた発熱素材のヒートインナーには、主に“吸湿発熱繊維”が使用されていることがほとんど。吸湿発熱繊維は、汗や水分を吸収して発熱する繊維で、ヒートインナーだけでなく中綿やスポーツウェアにも使用されている素材です。そんな吸湿発熱繊維を使用したヒートインナーは、肌着として着用すると保温効果がアップしますし、薄手のため、着込んでも身動きが取りやすいメリットがあります。しかし、乾燥肌の方は要注意。吸湿発熱繊維は汗や水分を吸収するため、肌に必要な水分まで吸収し、湿疹やかゆみに繋がるケースもあります。乾燥肌の方、肌が弱い方は、ヒートインナーを肌着として着用するのではなく、綿やシルクなど天然素材の肌着を着用した上からヒートインナーを着用して、肌へのダメージを防ぎましょう。
裏起毛
裏起毛は、裏面が特殊加工により起毛されているもの。この起毛により繊維が毛羽たち、空気をより多く含むので普通の生地よりも保温に優れています。靴下やパーカーの裏地、最近ではスキニーデニムなどの裏地にも裏起毛を取り入れている商品も販売されていますよね。裏起毛の靴下なら二枚履きの必要もないですし、体を毛布で包まれているようなあったかさが、裏起毛のメリットです。「通気性が良くないため体温調節がしにくくムレやすい」、「静電気が起こりやすい」「分厚い素材のため、動きにくい」というデメリットがありますが、商品によっては分厚さも変わってきます。室内の温度、屋外の気温に配慮しつつ、アウターとして裏起毛を取り入れるか、またはインナーとして裏起毛を取り入れるか、上手に調節してみましょう。
ウール混
ウール混とは、その名の通り、ウールが混ざっている生地のこと。ウールは保温性にすぐれており、ポリエステルと比較しても高い保温性、軽さ、乾きの良さが特徴ですが、水洗いで型くずれしやすいためお手入れが難しいというデメリットがあります。
いろんな防寒アイテムを取り入れよう
アウターやインナーでの防寒はこれでばっちり!それでもまだまだ寒いという方は、マフラーや手袋腹巻きなどの防寒アイテムを上手に取り入れると、寒い日も更に暖かく過ごせます。
まとめ
寒い冬を、あったかく過ごすためには、下着の素材、特長をしっかり把握して、上手に使いわけること。
例えば、睡眠時は汗をかかない程度にぶ厚めの素材を選んで、お腹や足元をしっかり保温したり、屋外で長時間過ごす場合は、ヒートインナーに裏起毛やウール混素材の衣類や薄手の腹巻きを着込んだり、アウターの着脱で体温調節ができるように心がけてみましょう。
また、手袋やマフラー、タイツなどの防寒アイテムを使えば、寒さだけでなくワンランク上のファッションも楽しめますよ。
今回、ご紹介したポイントを参考に、今年の冬はあったかく、お洒落に過ごしてくださいね。
最新情報をお届けします
Twitter でsutetekonetをフォローしよう!
Follow @sutetekonet