ナプキンもタンポンも不要?話題の吸水性生理ショーツ

更新日:2021年09月06日 5 PV

生理用ナプキンやタンポンがいらない画期的なサニタリー系新商品として、世界中の女性から熱い注目を浴びている吸水性生理ショーツ。女性の悩みを軽減してくれるフェムテック商品の代表選手です。生理中の煩わしさを少しでも軽減してくれるなら、ぜひ活用したいところですが、本当に生理ナプキンなしで大丈夫なのか不安になりますよね。今回は吸水性生理用ショーツの特長や履き心地、賢い利用方法などをご紹介。吸水ショーツのメリットとデメリットを合わせて、気になる情報をお伝えします。

目次

ここが知りたい! 吸水性生理ショーツの疑問あれこれ

経血を生地が直接吸収してくれる吸水性生理ショーツ。生理用ナプキンのゴワゴワした感触や不快なムレから女性を解放してくれる次世代のフェムテック新商品として、大きな注目を浴びています。しかし、生理日にナプキンなしで過ごすのは、初めは勇気がいりますよね。ここでは吸水性生理ショーツのよくある質問をピックアップしてみました。

Q.吸水性生理用ショーツはどれぐらいの量の経血を吸収できるの?

ナプキン1~2枚程度の吸水ができる軽い日向けのタイプから、2日目の多い日も一日中使用できるしっかりタイプまで、バラエティ豊かな商品が発売されています。代表的な生理ショーツと経血の吸収の目安を下記にご紹介しましょう。

Q.吸水性ショーツにはどんなタイプのものがあるの?

上記の表のように、同じブランドのショーツでも経血の吸水量が異なり、ショーツのデザインもさまざまです。吸水量が少ないタイプは普段の下着と変わらないデザインで、軽い履き心地のショーツが多く、吸水量が多いタイプはボクサーやハイウエストスタイルでしっかりとお尻やお腹、デリケートゾーンを包み込みます。経血の量や動きやすさなどを考え併せて、自分にぴったりなショーツを選びましょう。

Q.多い日でも漏れないか心配…

経血の量は人によって異なりますので、絶対に漏れないとは言い切れませんが、生理が重い人や経血の量が多い日は、なるべく吸収力の高いタイプを使用しましょう。また、初めて使用するときは、念のために生理用ナプキンやタンポンを併用するのもよいでしょう。生理の始まりや終わりかけには軽い付け心地の吸水が少ないタイプ、生理の二日目にはしっかりタイプを選ぶなど、何枚か種類を取り揃えておくのがおすすめです。

Q. 肌触りは大丈夫? ムレや匂いは気にならない?

吸水性生理ショーツは数時間で付け替えるタンポンやナプキンと違い、いったん身に付けると長時間使用し続けるものです。吸収した経血がショーツから肌に移らないか、肌荒れの原因にならないか、ムレと匂いはきちんと防げるのかなど、使用感に関する不安もよく耳にします。吸水性ショーツは抗菌・防臭加工を施しているショーツが多いのですが、使用感にも個人差があり、経血量がかなり多い時は、少し下着が湿ったような感触があるという人もいます。また、肌トラブルが気になる人は、コットンなどの肌に優しい素材を使った吸水性ショーツを選びましょう。

Q.サイズはたくさんある? 子どもでも利用できる?

ワンサイズのみのブランドもありますが、多くのブランドが各種のサイズを取り揃えています。大人用だけでなくジュニアのラインを用意しているブランドや、小中学生を対象としたXSサイズを提供しているブランドもありますので、親子でナプキンレスの生理生活を楽しむこともできます。

Q. 吸水性生理用ショーツはどれぐらい繰り返して使えるの?

正しく手入れをすれば通常のショーツと同様に1年ほど繰り返して利用できます。ただ、ショーツの持つ吸水力を損なわないために、漂白剤を使用しない、炭酸ソーダや一部の柔軟剤を利用しないなど、洗濯時の注意事項がありますので、購入時にしっかりと確認しておきましょう。基本的にはショーツに付着した経血を手で洗い流した後に、注意事項に従って洗濯機で洗う方法で大丈夫です。

photo by Pixabay

デメリットよりもメリットの方が大きい? 吸水性生理用ショーツ

10代前半頃から50歳前後まで、女性の生理は平均で月に7日間。実に1か月の1/4の近くが生理期間に当たります。ホルモンバランスが崩れやすく、肌も気分も荒れがちな時期ですが、吸水性生理ショーツで少しでも快適に過ごせるのなら、ぜひ利用を検討したいですね。ここでは、吸水性生理ショーツを利用するメリットとデメリットを紹介します。

吸水性生理ショーツのメリット5つ

メリット1:履き心地が良いから、生理が億劫でなくなる

やはり何といってもナプキンやタンポンから解放されるのは、一番のメリットです。普通の下着をつけているのと変わらないほど、快適な履き心地で、一度使うと手放せなくなる人が多いのも納得です。

メリット2:一日に何度もナプキンを交換しなくていいので楽ちん

経血量の多い人なら、1~2時間に一度は生理ナプキンを交換しなくてはならない日もあるでしょう。一日に何度もトイレに行かなくてはならないだけでも面倒なのに、外出するともなればどっさりとナプキンを持ち歩かねばならず、さらにブルーな気持ちになってしまいます。でも、吸水性生理ショーツを付けていれば、そんなわずらわしさから解放されます。なかなかトイレに行けない状況にあるときなどは、さらに便利さを痛感するはずです。

メリット3:生理ナプキンによるかぶれがなくなる

肌が弱い人は、どうしても紙の生理用ナプキンが肌に合わないという人もいるでしょう。ナプキンを利用しない吸水性生理ショーツなら、悩みの種だったデリケートゾーンのかぶれが軽減し、とても快適です。

メリット4:ナプキン代不要で経済的。環境にも優しいeco商品

SDG’sなライフスタイルや女性に優しいフェムテック商品に注目が集まっていますが、吸水性生理ショーツはまさにサステイナブルで女性の体に寄り添った新商品です。個人目線では、生理のたびに購入していたナプキン代が必要なくなり、長い目で見ると非常に経済的ですし、環境目線からも、繰り返し利用できるショーツはゴミを増やす紙ナプキンよりずっとecoだといえるでしょう。また、海外では、月々の生理用品が買えない貧困家庭の女の子をサポートするために、ジュニアサイズの吸水性生理用ショーツが活用されており、人道的にも一役買っているのです。

メリット5:ずれないから運動がしやすい

生理用ナプキンは、激しい運動をするとずれてしまうこともありますが、生理用ショーツならほぼずれることはありません。運動部に入っている中高生などには、ナプキン交換の必要もなく、ずれの心配もない吸水性生理用ショーツが大活躍するでしょう。

吸水性生理ショーツのデメリット3つ

デメリット1:多い日は漏れないか不安になる

どれぐらい経血が吸収できるのかは各社で検証済みですが、自分の生理の経血量がどれぐらいなのかをはっきりと知っている人は少ないのではないでしょうか。そのため、経血が多いと感じる日は、本当に漏れないかと不安になってしまうこともありそうです。

デメリット2:日によってはタンポンやナプキンを併用しなくてはならない

こちらも経血量に関連することですが、漏れが不安な場合や吸収量が少ないショーツを利用している場合は、タンポンやナプキンの併用が推奨されることもあります。

デメリット3:消臭機能や速乾性が商品により異なる

吸水性生理ショーツの中には、抗菌や吸水、防臭、速乾など、さまざまな機能が備わっているものがありますが、すべての商品に同じ機能があるとは限りません。機能にこだわった商品もあれば、肌触りやデザイン性を重視した商品もあるなど、商品によって特徴が異なりますので、必ず購入時に機能面をチェックしてください。

完全移行も部分以降もあり!賢く使えば生理の日が格段に快適に

気分が沈みがちな生理日を快適な一日に変えてくれる吸水性生理用ショーツは、女性の心と身体に優しいだけでなく、環境やお財布にも優しい商品です。

ナプキンなしの心細さに、つい二の足を踏んでしまうという人は、完全にナプキンレスに移行するのではなく、体調や経血量、日々のスケジュールを考えながら、部分的に吸水性生理用ショーツを利用するのもいいでしょう。ほかの生理用品とうまく組み合わせながら、自分が一番快適に感じる利用法を見つけてくださいね。

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