冬なのに汗臭いのはナゼ!寒い季節にこそ防臭インナー

更新日:2023年02月14日 314 PV

「冬に汗の対策?」と首をひねったあなた。実は冬も重ね着や暖房のせいで知らず知らずのうちにたくさん汗をかいているのです。しかも冬の汗は夏の汗よりも臭いという衝撃的な事実も発覚。「臭い!」と周囲に敬遠されてしまう前に、冬の汗の特徴を知って、インナーでしっかりと汗対策・防臭対策に励みましょう。

目次

夏よりも臭い冬の汗。冬に汗対策が必要な理由

汗は夏の専売特許と思っていたら大間違い。匂いがきつくなりがちな冬の汗は夏よりもずっと厄介です。スポーツなどで流す汗は水のようにサラサラで気持ちがよいものですが、問題なのはベタベタとしたねっとり系の臭い汗。冬の汗は総じてこのねっとり系になりやすい傾向にあります。

気温が高い夏はからだの汗腺が活発に働いているため、汗腺に老廃物がたまりにくく汗もサラサラ。それに対して汗腺機能が鈍りがちな冬は、匂いのもととなるミネラルやアンモニアを多く含んだ血液成分の高い濃い汗をかきやすくなります。冬の汗が臭くなるのはこの濃い血中成分が原因なのです。さらに、冬は重ね着などで服の中が蒸れやすくなり、雑菌臭が加わってねっとり系の汗の匂いがさらに悪化! 冬の汗が夏の汗以上に匂い対策が必要なのも納得です。

また、冬に汗をかいたまま放置しておくと、外気で冷えた汗がからだの体温を奪ってしまい、風邪をひいてしまうこともしばしば。冬の汗は健康面からみてもしっかりとケアする必要があるといえるでしょう。

エクササイズから防臭インナーまで。冬のおすすめ汗対策

汗臭い人は男女ともにどうしても敬遠されがちです。嗅覚は人の大脳に直接届く極めて原始的な感覚。「生理的に受け付けない」という言葉の裏には「匂いが受け付けられない」ということも多々あるのです。それほどまでに人の感情を左右する匂いをこのまま放置しておくわけにはいきませんよね。

冬の汗の匂いの対策法を下記にいくつか挙げてみましょう。

エクササイズ

冬の汗が臭いのは汗腺の機能が衰えているから。定期的なエクササイズで汗をかき、汗腺を活発に機能させれば、冬の汗も匂いの少ないサラサラ汗に近づきます。

肉食を控える

肉は食べ過ぎるとアンモニアなどの匂い成分を発生させる原因となります。汗の匂いが気になるときは、肉は少し控えめにして、野菜や豆・魚などを積極的に摂りましょう。

制汗剤などを使って汗を抑える

脇の下は特に匂いが気になる場所。大切なビジネスの場や外出の際に汗そのものを抑えたいときは冬でも制汗剤を使いましょう。また、汗をこまめに拭くのも匂い対策に有効です。

防臭インナー

冬の汗対策の筆頭に上がるのが防臭インナー。汗の匂いを最前線でケアしてくれる防臭インナーは手軽で非常に効果的な対策法です。おすすめなのは、防臭効果の高い糸を使用するなど丁寧な防臭対策をほどこし、さらに綿などの吸湿性の高い素材を使用した下着。しっかりと汗を吸い取る吸湿性の高い素材は、汗をインナーが吸収するためアウターに匂いを移しません。防臭機能も優れているので、下着から匂うという心配もナシ。毎日エクササイズする自信がない人や肉食はやめられないという人、はたまた制汗剤は外出先では使いづらいという人などは、まずこの防臭インナーで冬の汗対策を始めましょう。

厄介な冬の汗は吸湿&防臭に優れたインナーで簡単対策

どんなに素敵に装っていても汗臭ければ、冬のおしゃれは台無しです。ねっとりベタベタの不快な冬の汗は匂いも強烈。吸湿性に優れた綿素材を使用した防臭インナーでいますぐ匂い対策を行いましょう。エチケット面でも健康面でも冬の汗対策はもはや必須。毎日のインナーを賢く選んで、蒸れも匂いも気にならない快適な冬を過ごしてくださいね。

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この記事を編集した人

林 カオリ

合同会社パブリスプラス代表。執筆者・編集者。日本とオーストラリアの両国で20年以上の執筆・編集経験を持つ。現在はオーストラリア生まれの自由過ぎる子供に振り回されながら、関西を拠点に執筆活動を行う。大人の女性に向けた等身大のコラムや各種取材記事、国際性を生かした海外関連記事が得意。著書に「変身 大人のからだは下着次第」(ブイツーソリューション)がある。知的財産管理技能士(3級)

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