冷えも乾燥も改善!?大人女子こそ取り入れたいシルク下着の天然パワー

一昔前は贅沢品の代名詞だったシルクの下着。あの極上の肌触りやうっとりするような光沢は、やはり女たるもの心を動かさずにはいられません。しかも、シルクはただ美しいだけのお飾り素材ではありません。保湿力や吸水性、さらには抗菌力や紫外線カット効果など、シルクの秘めたパワーには美容や健康、医療など各業界から熱い視線が注がれています。最近では、アンチエイジングやデトックス効果への応用も期待され、ますます目が離せない存在に。

そんなシルクの天然パワーをお手軽に試すことができるのが下着類。着心地抜群のシルク下着で優雅な気分を味わいながら、健康も美貌もアップしちゃいましょう！

効果大なのにお肌に優しい！羨望の天然シルク

蚕の繭からとれる動物繊維として4000年以上前から人々に愛されてきたシルク。一度、身に着けると癖になりそうなエレガントな肌触りが特徴です。

国内外の大学や企業による研究開発の結果、シルクの驚くべき特性が続々と明らかとなり、今やシルクは衣類としてだけでなく、化粧品やシャンプー、果ては医療用の縫合糸など、さまざまな分野で活用されています。

注目したいのはシルクに含まれる18種類のアミノ酸。肌のコンディションを整える天然の保湿成分や有害な紫外線を阻むUV効果、優れた通気性、抗菌性、吸水性、放湿性など、数えればきりがないほど多くの力を秘めているのです。

シルク製の衣類がサラッと着心地抜群なのは、汗を素早く吸い取り（吸水）、水分をすぐに放出するから（放湿）。吸水性は実に綿の1.5倍ともいわれ、多汗でべたつきがちな夏場でも快適な着心地をキープしてくれます。

また、皮膚がんを誘発しうる紫外線(B波)を遮断するなど、優れた紫外線カット効果も見逃せません。しかも、シルクのアミノ酸組織は人体の肌成分と似通っており、お肌にとても優しいのが特徴。皮膚との摩擦が少なく生体親和性に優れているので、乾燥肌や敏感肌の人も安心して利用できそうです。

夏場にも活用したい。大人の女性の美を守るシルク下着

夏場こそ活用したい。大人の女性の美を守るシルク下着

基本的な成分やその特徴にざっと触れただけでも、群を抜いたシルクのパワーは歴然です。最近、美容に敏感な女性の中でささやかれているのが、シルクのデトックス効果や冷え取り効果。蚕の繭の強い抗菌性と環境ホルモンなどを吸い取る物質吸収性、また、高い保湿性・保温性に着目しているようです。その効果の是非はまだまだ調査・研究段階の域を出ませんが、冬は暖かく夏は涼しい天然シルクの好影響を自身の肌で実感する声は多いようです。

エアコンの効いた部屋で長時間過ごすことの多い夏は、肌の乾燥やクーラー冷えで体調不良を起こしがち。さらに一足外に出ると、紫外線たっぷりの太陽光線がギラギラで汗もダラダラ。そんな夏の不快な現象も、下着にシルクを取り入れるだけで、汗を吸い取り（吸水）、エアコン冷えを防御（保温）。さらには乾燥でカサカサしがちなお肌を潤わせて（保湿）、有害UVを強力ブロック（紫外線遮断）してくれるなど、いい事づくめ。しかも、薄くて軽いので、薄着の夏場でもアウターに響きません。一度使うと夏はシルク下着なしではいられないほど快適なのです。

肌身離さず活用したい普段使いの上質シルク下着

「美容と健康に効果的なのは分かったけれど、シルクって高いでしょ？」というあなた。もともと天然の高級品のため、驚くような激安商品はありませんが、洋服などのアウターと違って、タンクトップやシャツ、キャミソールなどのインナーなら2000～3000円台のお手頃価格で揃えられます。「でも、シルクってすぐ黄ばんで、メンテナンスが難しいのよね」という声も聞こえますが、シルクが黄色くなってしまうのは紫外線を吸収した証なのです。本来ならば直接肌が受け止めていた紫外線をシルクの繊維が吸い取ることで、糸が黄色味を帯びるそう。

そんな働き者のシルクを少しでも長く大切に使用するために、シルクの下着は手洗いか洗濯機でもネットに入れて優しく洗って日の当たらない場所に陰干しするなど、多少はメンテナンスに手をかけてあげましょう。