寒い冬のインナー選び。防寒対策はババシャツが最強!?
暖かいセーターや分厚いコートもいいけれど、冬の防寒対策の基本はインナー。「寒いのはもう嫌!」と冬の寒さが憂鬱なあなた。今年こそ寒さ知らずの冬を過ごしせんか?寒さを寄せつけない下着選びとは?昭和の時代から愛される至福のインナー“ババシャツ”とは?
目次
重ね着するより効果的。冬の防寒に役立つ吸湿性インナー
寒いとついつい重ね着をしてしまいがちな、冬。気が付けば肩が凝ってしまったり、服が重たすぎて疲れたり、着ぶくれしたり…。でも、ちょっとしたコツで服の寒さ対策はもっと上手にできるのです。
まず大事なのは一枚目に何を着るか。素肌の上にカシミアのセーターを着ても、暖かさは持続しません。まずは下着から防寒することが大切なのです。同じ下着といってもキャミソールではダメ。上は長袖、下は十分丈くらいのものなど、できるだけ肌を覆う範囲の広いものを身に着けることです。
下着本来の役割の一つに、「汗を吸い取ること」があります。人は汗をかく生き物です。汗をかいていることに気づかずにそのまま放置してしまうと、汗が皮膚表面の熱を奪い去りからだを冷やしてしまいます。これからの寒い季節、一枚目には汗をしっかり吸い取る「吸湿性」の高いインナーを身につけるのがおすすめです。アウターで防寒をする前にまずはからだを冷やさないよう着用する下着に気を配りましょう。
不動の人気を誇る暖かいインナー“ババシャツ”
最近はさまざまなメーカーが防寒インナーの販売に乗り出し、「遠赤外線保温素材」「吸湿発熱素材」「蓄熱保温素材」などなど…素材の機能も年々進化しています。アウターに響かない薄手のインナーも人気ですが、「とにかく暖かさ重視」の人に人気なのが昭和の時代から根強いファンを持つ厚手の防寒肌着です。
少し厚手の長袖防寒肌着は、今でこそ若い女性にも多くのファンがいますが、1990年代半ばに女子高生の間でブームが起こるまでは、「ババシャツ」と呼ばれる中高年の女性のダサい下着だとされていました。女子高生のババシャツブーム以来、デザインも洗礼され、若い女性も抵抗なく身に着けられる冬の定番下着に。一度着ると手放せなくあったかさ…。ババシャツが不動の人気を誇るのも納得です。
下着選びのポイントをおさえて、この冬はだれよりも暖かく
寒さを乗り切るために身に着けるインナーは、機能性重視で選びたいですね。下着選びに外せないポイントを簡単にご紹介します。
吸湿性
汗をしっかり吸い取ってくれるものであること。スポーツをしなくても、人間は生理現象で気づかないうちに汗をかいています。汗が肌にのったままでは、皮膚表面から徐々に熱が奪われ体を冷やしていき、体に“冷え”を取り込んでしまうことになります。インナーの基本は、吸湿性に優れたものであることが大切です。
保温性
熱の放出を防ぎ、あたたかさをキープしてくれるものであること。外気の温度の影響を受けにくいため、体温を逃さず保持する力は薄手のインナーより厚手のインナーの方が高いといえます。
速乾性
汗を吸収したインナーがいつまでも湿っていては、汗冷えを招いてしまいます。速乾性もインナー選びの大事なポンイトの一つです。汗をかいてもさらさらのインナーなら、気分も快適!
肌ざわり
肌と素材の相性は大事です。触って「気持ちいい」と感じるものを選びましょう。冬には触っただけで暖かいと思わせてくれる裏面“起毛”のインナーが人気です。
お気にいりのインナーを手に入れたら、あとは“正しく着る”だけ。インナーはフィットしたサイズのものを選びましょう。肌とインナーの間に余分な空気が入ると熱が逃げやすくなってしまうため、ぶかぶかのサイズは避けるべきです。
「冬が怖い」というほどの冷え性さんは、インナーの上にもう一枚、別のインナーを重ね着するとより暖かく過ごせます。ダブルに重ね着して空気の層をつくり、ほかほか感も数段UPしますよ。
ババシャツと手首・足首・首の防寒で冬はホカホカ
目的や用途に合わせ、バラエティ豊かにそろう防寒インナー。どれを選べばよいのか迷ってしまいそうですが、とにかく暖かく着心地の良いインナーを捜している人は、機能を備えた厚手のインナーがおすすめです。
また、「寒い時、人間は“3つの首”を絞めるべし」と言われています。血がたくさん流れている手首、足首、首を温かくすれば全身が温まります。足首まで覆う厚手のハイソックスや首をすっぽり覆うネックウォーマーなどもおすすめです。この冬、よかったら試してみてくださいね!!
最新情報をお届けします
Twitter でsutetekonetをフォローしよう!
Follow @sutetekonet