うっかりすると家族全員が水虫に!?靴下で水虫を撃退する方法
汗ばむ季節になると毎年のようにパパを悩ます憎い水虫。夏が近づくにつれパパの革靴の中は蒸し風呂状態になり、今まで身を潜めていた水虫が一気に襲来してきます。
「パパの足、くさーい」なんて、子供と一緒に笑っている場合じゃありません。水虫は男性だけがなるものではありません。そして適切な処置を怠ると、水虫は家族中に感染してしまう可能性が大。家族全員で皮膚科に通う羽目にもなりかねません。
今回は水虫になりやすいNG習慣や水虫予防に効果的な靴下をご紹介。感染源になりやすいパパの足を水虫から遠ざけて、家族みんなで快適に過ごしましょう!
目次
4人に1人が水虫!? 痒くてつらい水虫が夏に大増殖するワケ
日本臨床皮膚科医会の発表によれば、なんと日本人の5分の1が足の水虫に、10分の1が爪の水虫に感染しているそう。合わせると4人に1人が水虫に罹患しており、もはや国民病といえそうです。
「水虫なんて男性だけでしょ」と高みの見物を決め込んでいるあなた。長い時間、靴を履き続けている人なら、男女関係なく水虫になる危険性はあります。
水虫は白癬菌と呼ばれるカビが繁殖して罹る皮膚の病気で、約9割が足に発症します。それもそのはず、白癬菌は高温多湿のじめじめした場所が大好き。通気性のない革靴やヒール靴の中など蒸れやすい場所は絶好の育成環境。夏場ともなると靴の中はさらに高温多湿のカビ天国となり、一気に大繁殖するというわけなのです!
水虫といえば足の指の間や土踏まずのあたりが痒くてたまらなくなるというイメージですが、実は痒みのないタイプの水虫もあります。足の踵がガサガサでひび割れしていたり(角質増殖型)、爪が白っぽく変色していたり(爪白癬)、隠れた水虫も急増しているそう。これは、他人ごとではありませんよね。
意外なところで感染も! セルフ&アフターケアで水虫予防
水虫は一度感染すると毎年のようにぶり返す再発率の高い疾患。できれば感染する前に予防したいところです。水虫ができやすい足は指間をよく洗い、常に清潔を保つように心がけましょう。特に、汗をかきやすい人、足の指がくっついている人は、靴の中を高温多湿にしない工夫を忘れずに。できれば靴は毎日履き替えて天日に干すなど、カビの大好きな湿気を撃退しましょう。吸湿性の高い生地でできた靴下や指の間を離す5本指ソックスなど、靴下を工夫して足の蒸れを防ぐのも水虫予防に効果的です。
でも、水虫はうつる病気。どんなにセルフケアしていても、パパが感染すれば同じ家に暮らす家族も水虫になる可能性が。フローリングを裸足で歩いたり、スリッパを共用したり、同じバスマットを使っていると、そこから菌に感染してしまうことがあります。
また、プールや温泉など、裸足で過ごすレジャー施設も白癬菌がうごめいている場所。帰宅後にきれいに足を洗うなど、こまめなアフターケアを心がけてくださいね。
高い吸湿性で水虫予防!おすすめの五本指ソックス
うつっても慌てないで。適切な治療と靴下作戦で水虫を撃退
傷口などから体内に入った白癬菌が繁殖して、発症する水虫。うつってしまった場合もきちんと対処すれば完治は可能です!
まずは恥ずかしがらずに、皮膚科や薬局で治療薬を購入し、処方箋通りに塗り続けること。効果が出てきたからといって途中でやめてしまうと、菌は消滅せずに体内に残り、翌年にまたぶり返す可能性が高くなります。
菌のさらなる増殖を防ぐために、靴や靴下で足環境を改善することもお忘れなく。靴下は吸湿性に優れた絹や綿、麻素材のものが効果的です。足の指間を菌の温床にさせない工夫が凝らされた5本指の靴下や抗菌効果や放水・吸湿効果が施されたソックスで足をサラサラに保ち、白癬菌を完全に追放しちゃいましょう!
まとめ
水虫はパパの専売特許ではなく、知らないうちに女性や子供も感染してしまう身近な疾患です。感染や悪化を最小限に抑える優秀な靴下を用意して、今年こそはパパを水虫から解放してあげましょう!
蒸れて痒いムズムズ足が解消すれば、きっとパパの仕事にもよい影響を与えるはず。臭い足とサヨナラできて、仕事や成績、健康もアップと、いいことづくめの水虫予防。ぜひお早めに靴下作戦を開始してくださいね。
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