下着を長持ちさせるためのお手入れ方法
下着は毎日身につけるもの。その中でも肌触りやデザイン、形などにこだわって選んだお気に入りの下着は、大切にしたいですよね。下着は消耗品とも言われますが、大切に扱えば、普段より長く使うことができるようになります。
そこで今回は、下着をより長持ちさせるための、下着のお手入れ方法についてご紹介します。
目次
下着の寿命はサイズ違いで短くなる?
体型に合ったサイズの下着を身につけていますか?下着類は、肌に直接あたるものだから、肌へのストレスや身体に悪影響がでることもあり、サイズ確認は一番重要といっても過言ではありません。
許容範囲を超えるサイズは、着用時に負担をかけてしまい、下着の寿命を短くしてしまいます。例えば、ショーツやブラなどは体にフィットするものなので、自分のサイズよりも小さいサイズのを着用すると、生地が伸びてしまい破れやすくなりますので、注意が必要です。毎日身に着ける下着ですから、自分の体にジャストフィットするものを選び、気持ちよく過ごしたいものですね。サイズガイドでサイズの測り方とサイズ表を見てみましょう
着用後の下着を脱いだまま放置していませんか?
下着に付着した汗や皮脂などは早く落として、汚れをそのままにしないことが大切です。着用後の下着をそのまま放置しておくと、素材の通気性・吸湿性・柔軟性・保温性が失われて、傷みを早めてしまいます。
基本的なことですが、こまめに洗う習慣が大事です。面倒がらずにこまめに洗いましょう。
また、洗濯して収納後、半年以上着用していない下着は、一度洗ってから着用することをおすすめします。このとき、生地が痛み始めていたら、変色や伝染、風合いなど、生地の様子をみて着用できるかを判断しましょう。
下着洗濯の注意点
下着は直接肌に触れるものであり、素材や縫製がとてもデリケートなため、本当にオススメなのは手洗いです。
しかし、毎回着用するたびに洗うものなので、忙しい主婦にとっては結構大変ですよね。そのような忙しい主婦の方には、洗濯機で洗っても、あまり傷めずに洗濯する、注意すべきポイントをまとめました。
下着を洗濯するときには取り扱い絵表示を確認
洗濯する前に、必ず下着に付いている取り扱い絵表示を確認し、素材・色別に分けましょう。
下着によっては、色が濃いものと薄いものとを一緒に洗うと色移りすることがあります。生乾きの際には、重ねたりしないように気を付けましょう。
下着を洗濯機に入れるときに洗濯ネットは必須
下着を洗濯機で洗うときには、必ず洗濯ネットに入れましょう!洗濯ネットは目の細かいもので、大きすぎない小ぶりなものを選びましょう。また、パンパンに詰め込まずに、2/3の量を入れるようにします。サイズが大きすぎる洗濯ネットを使うと、ネットの中で衣類が動いてしまい、かえって傷みが進んでしまうこともあるので、要注意です。
ブラジャーを洗う場合には、形が崩れないようにワイヤーが入った円柱型のネットもオススメです!!洗濯ネット自体も型崩れしないから、よりブラジャーに負担がかからなくなります。ブラジャーのホックは必ず閉めて、パッドがついている場合は、はずして一緒にネットに入れましょう。
ランジェリーやキャミソールなどは裏返すことをお忘れなく。裏返しにして洗濯すると、引っかけや毛玉などのリスクが軽減されます。また、洗濯ネットの大きさにピッタリになるようにたたんでいれると、シワが出来にくくなります。
下着を洗うときの洗濯機設定
そして、下着を洗う際には、洗濯機の設定は「ランジェリーコース」、もしくは「弱水流(ソフトコース)」を選択しましょう。洗う時間は5~6分を目安に、短時間で終わらせます。
脱水はオススメしませんが、もし使用するのであれば、10秒程度が限界です。ワイヤーが入ったものやシルク素材は、バスタオルに手早く包んで押し絞りをしてください。
乾燥機はブラジャーのアンダー部分やストラップのゴムが伸びてしまう原因になるので、基本的には極力避けましょう。
下着を洗った後は必ず陰干し
脱水が終わったら、すぐに陰干しします。濡れたまま放置しておくと、色がにじんだり、色移りしたり、しわの原因になります。また、直射日光は下着には禁物です。繊維の脆化と黄変の原因になるので気を付けてましょう。下着を干すなら、風通しの良い日陰がオススメです。
下着の収納方法も長持ちの秘訣
「収納で長持ちできるかが決まる」といっても過言ではありません!特に下着は、繊細な生地でできていますので、収納方法がぐちゃぐちゃだと、生地も傷みやすくなってしまいます。洗濯が終わったら、すぐに収納をする習慣にしましょう。
収納は、アイテムごとにきちんとコンパクトにたたんで、取り出しもしやすいように収納しましょう。このとき、仕切りを使うと規則正しく収納できるので、挑戦してみてください。なるべく、ぎゅうぎゅうに詰めないように収納するのがポイントです。生地同士で擦れるストレスがかからないので、長持ちしやすくなります。
注意が必要なのは、ワイヤーブラジャーや補正下着。形が決まっている下着を収納するには、なるべく折りたたまずに、ふわっと、置いて、もともとの形を崩さずに収納するようにしましょう。ハンガーなどで吊るしても良いでしょう。
見つけやすく取り出しやすくするためにも、きれいに収納して、下着を長持ちさせちゃいましょう。
まとめ
衣替えなどのたんすやクローゼットの整理は、下着を含めた衣類すべてのお手入れを見直すいい機会です。お手入れ次第で、生地の寿命が長くなることもあるので、やさしく丁寧に取り扱ってください。きっと下着もそれに応えてくれるはずです。
それでも、長く使い込んだ下着は買い替えが必要です。「くたびれた下着を着続けると老化の原因にもなる!?」なんて話もあるくらいですので、汚れていたり、伸びていたり、風合いが変わってきたなと思ったら、買い替えのサインです。大切に使った下着にさよならして、新しい下着が長持ちできるように、これからも下着のお手入れを楽しんでみてください。
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