8月を超えても油断大敵!私にぴったりなUVケアは?

目次
進化するUVケア 私にぴったりな方法はどれ?
エイジングケアや美白など、美肌のポイントはたくさんありますが、なんといっても美肌の基本はUVケア。紫外線対策をおろそかにしていては、永遠に美肌は手に入りません。UVケアの王道である日焼け止めは、毎年進化していています。いまや日焼け止めは、自分のライフスタイルに合わせて選ぶ時代。なんとなく日焼け止めを選んでいては、もったいないですよ。
今回は、紫外線やUVケアの基礎知識、最新の日焼け止め、屋内外の日焼け対策など、幅広くご紹介します。
紫外線やUVケアの基礎知識と最新情報
紫外線は肌にダメージを与えることはみなさんご存じだと思いますが、詳しく知っている人は意外に少ないのではないでしょうか。ここで、改めて紫外線に関する基礎知識をおさらいしてみましょう。
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紫外線の種類は?
太陽から地上に届く紫外線には、A波とB波の2種類があります。A波(UVA)は肌の奥の真皮層にダメージを与え、ハリの低下につながる紫外線。一方B波(UVB)は肌の表面に位置する表皮にダメージをもたらし、日焼けや肌荒れなどを引き起こします。
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紫外線が多い季節は?
日差しが強い夏は「UVケアが欠かせない季節」というイメージですが、実は春先の3月も注意が必要で、9月と同じぐらい紫外線の量が多いのです。春先は、冬の乾燥の影響でバリア機能が低下しているため、肌がダメージを受けやすいと言われています。日焼け対策は3月頃からしっかりと行い、特に4月~9月頃は要注意のシーズンだということを覚えておきましょう。
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SPFとPAの違いって?
日焼け止めの効果を示す数値には「SPF(Sun Protection Factor)」と「PA(Protection grade of UVA)」の2つがあります。
SPFは紫外線B波(UVB)防止のバロメーター。何も塗らないときに比べて、UVBを何倍防ぐことができるかを表したものが数値化されています。
そしてPAは、紫外線A波(UVA)をどれくらい防ぐことができるかを示しています。効果の度合いが4段階に区分され、「+」の数が多い程、UVA防止効果が高くなります。ちなみに+が4つの「PA++++」は「ピーエーフォープラス」と読みます。
PA+ 効果がある
PA++ 効果がかなりある
PA+++ 効果が非常にある
PA++++ 効果が極めて高い
ただし、日焼け止めの効果が高ければ高いほど、肌に負担がかかる恐れがあります。季節や天気、外にいる時間を考慮して、その時々に合った適切な日焼け止めを選ぶようにすることが大切です。紫外線の少ない季節や、短時間の屋外レジャーには、SPF15~35、PA++~+++くらいの日焼け止めがおすすめ。また紫外線の強い時期に屋外で長時間過ごすという時は、SPFは30以上、PAは+++または++++の日焼け止めを使用しましょう。
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敏感肌の人向けの日焼け止めは?
紫外線カット剤には、紫外線のエネルギーを吸収する「吸収剤」と、紫外線を反射させる「散乱剤」の2種類があります。一般的に日焼け止めは、両方を組み合わせて作られますが、吸収剤は人によっては肌が赤くなったり痒くなったりというアレルギー反応が起きてしまうことがあります。敏感肌の人には散乱剤のみを使用した商品が良いでしょう。パッケージに「紫外線吸収剤不使用」「ノンケミカル処方」という表示があるので、それを目安に選んで下さい。
ただ紫外線散乱剤は、刺激が少ないというメリットの一方で、塗った時に白っぽくなる、汗や水に弱いなどのデメリットがあります。こまめな塗り直しができる時に使いましょう。
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最新の日焼け止めの機能って?
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ここ数年、スキンケアの延長として日焼け止めが使えるほど、優秀な製品が目白押し。さらに2021年は、
(1)紫外線だけじゃなく、大気汚染やブルーライトなどの有害物質から肌を守ってくれるもの
(2)紫外線から肌を守りつつ、美容液成分もあるもの
という2つが人気の主流となっています。パソコンを使って家で仕事をすることが多い中、ブルーライトをカットしてくれるタイプ、またオンライン会議でも肌ツヤをよく見せてくれる美容効果のあるタイプものは重宝しますね。
その他にも、チリやホコリ、花粉、PM2.5など微粒子の汚れ付着を抑制できるもの、汗と匂いを抑える制汗機能があるもの、高い抗酸化作用を持つ成分配合で焼けにくい肌に変えるものなど、日焼け止めでも、さまざまな高機能商品が販売されています。今年こそ、探し求めていた理想の日焼け止めに出会えるかもしれません!
太陽も怖くない! 美白を守りたい人の屋外UVケア
海や山のレジャーはもちろん、美白を守りたいならば、ちょっとした散歩でもUVケアは大切です。外出時に実践したい、UVケアをご紹介します。
1)時間帯を選んで外出する。
とくに紫外線の強い午前10時から午後2時は、なるべく外出を避けましょう。
2)外出時はできるだけ日陰を利用する。
日陰にいれば、太陽の下にいる時と比べて、浴びる紫外線を約半分に抑えられます。ただし地面からの照り返しなどもあるため、日陰でも日焼けをすることをお忘れなく。
3)日傘や帽子を利用する。
日陰がない場所に出かける際は、日傘や帽子が役立ちます。黒が一番紫外線を通しにくい色だと言われていますが、熱がこもりやすいので素材選びに気をつけましょう。
4)UV対応の衣服を身につける。
UV対応のアームカバーやストールなどは、腕や首筋の日焼け対策に重宝します。他にもUV対応のストッキングやマスクなど、様々なアイテムがありますよ。
5)飲む日焼け止めを服用する。
飲む日焼け止めは、シミの原因となる活性酸素の発生を抑制してくれます。それ自体に紫外線を防ぐ効果はありませんので、飲む日焼け止めを飲んだ時も、必ず塗る日焼け止めを併用して下さい。
6)サングラスをかける。
目に紫外線が入ると、脳が「強い日差しが入ってきた」と判断して、肌にメラニン色素を出すように命令を出すため、結果的にシミ・ソバカスができてしまいます。そうならないためにもサングラスは屋外の必須アイテム。購入の際は、レンズの色ではなく「紫外線透過率」を確認しましょう。
7)用途に合わせて、使いやすい日焼け止めを使い分ける。
日焼け止めは効果の違いだけではなく、塗り心地なども違います。用途に合わせて使い分けましょう。
- 乳化タイプ
- ウォータリージェルタイプ(Oil in Water)…日常向けで、みずみずしく使用感。
- ウォータープルーフタイプ(Water in Oil)…アウトドア向け、高SPF商品に多い。
- ローション・オイル・ジェルタイプ…さっぱりとした使用感、SPF値中程度以下。
- スプレータイプ…背中などにも塗りやすく、手がべたつかない。
- スティックタイプ…耐水性が良いが、のびが重い。部分使用向き。
- シートタイプ…乳化タイプを不織布に浸した商品。携帯性に優れている。
8)しっかり保湿をしてから、日焼け止めを塗る。
お肌が乾燥している時は、うるおいのバランスが崩れて皮脂が余分に分泌されてしまうことがあります。日焼け止めを塗る前に化粧水と乳液で、お肌の水分環境を整えておきましょう。キメを整えることで、塗りムラもできにくくなります。
9)日焼け止めを、こまめに塗り直す。
せっかく塗った日焼け止めも、時間が経つと汗などで落ちてしまいます。レジャーの時などは、2〜3時間おきに塗り直ししましょう。肌が濡れている時は、しっかり水気を取ってからつけ直すことが大事です。
外出しない日も必須! 室内で過ごす時のUVケア
UVAは窓ガラスを通して室内にも入ってくるため、一日中家にいる日でも、UVケアは必要です。けれども室内で過ごす時間が長いのであれば、SPFは15前後、PAは+~++くらいの日焼け止めで十分。その他、室内では以下のような工夫をしてみて下さい。
1)UVケアグッズを利用する。
窓にUV対策を施せば、室内に入ってくる紫外線の量を減らすことができます。日中過ごしている部屋のカーテンを紫外線カットタイプに替えたり、窓にUVカットフィルムを貼ったりしましょう。
2)室内のレイアウトを考える。
日の当たらない場所で過ごすことは、手軽にできる対策です。紫外線が強くなる季節はソファや椅子を、できるだけ日の当たらない場所へ動かします。
3)肌の回復力を助ける食事を心がける。
紫外線を受けた肌のケアは、内側からも可能です。肌に良い栄養素の代表は「リコピン」と「ビタミンACE」。トマトに多いリコピンは、紫外線によって発生する活性酸素を消去してくれるため、日焼け予防と日焼け後の回復に役立ちます。ビタミンAは、健やかな皮膚や粘膜維持に不可欠な栄養素。ビタミンCはコラーゲンの生成を促進してくれ、ビタミンEは代謝を高めてメラニンの排出をスムーズにしてくれます。これらの栄養素を、さまざまな食材からバランスよく摂る習慣は、肌にとってとても大切なことです。もちろん食事で摂取しきれない場合は、サプリメントを利用するのもいいですね。
毎日続けやすい、自分に合ったUV対策を見つけましょう
UV対策は、日焼け止め以外にも、帽子やサングラス、UV対応衣服などを組み合わせると効果がアップします。UV対策は毎日のことなので、まずは自分が続けやすい方法を見つけることが重要です。
さらに今は、肌に優しい高機能UVケア商品で、紫外線ブロックをしながら美白やエイジングケアもできてしまう時代です。自分に合うUV対策を楽しみながら研究して下さいね。