ブリーフは何歳まで? ママが知らない男の子の下着事情
女児だけでなく、男児も成長につれて履きたい下着が変わってくること、ご存じですか?
ブリーフやボクサー、トランクスなど、男の子のパンツもバラエティ豊かで、見た目はもちろん履き心地も大きく異なります。それぞれの男子用パンツの特徴をしっかりと把握して、子供の心とからだの成長に合った下着を選んであげましょう。
目次
進化する男子パンツ。一番人気はボクサー
女性の下着が時代とともに生地や性能、デザインが進化したように、男性用下着も多種多様に進化しています。1980年代後半のトランクスブームを経て、1992年にボクサーパンツが登場。ブリーフとトランクスの二択だった男子パンツ界に新たな勢力が加わりました。
現在、男性下着の一番の売れ筋はボクサーパンツ(参照:「トランクスは時代遅れ?男性にとってベストな下着とは?」)。大人の下着事情を反映してか、男の子のパンツもブリーフの牙城が崩れ、ジュニア下着の売り場でもボクサーが目に付くようになりました。
「子どもといえばブリーフ」と決めつけるのはもう昔の話。現在、小学生の男の子の下着はブリーフ、トランクス、ボクサーの三つ巴です。今どきキッズのハートをつかむのは、ブリーフかボクサーか、はたまたトランクスか。子供のタイプやこだわりに合わせて男児下着の特徴をチェックしてみましょう。
形の他に何が違う?ブリーフ、ボクサー、トランクスの特徴
男子の三大パンツといえばブリーフ、トランクス、ボクサー。パンツの形状の違いはママもよくご存じかも知れませんが、履き心地や特性、フロントポジションなど、男子にしかわからないポイントも多数あります。下記にそれぞれの下着の特徴をご紹介します。
ブリーフ
小学生のパンツといえばブリーフをイメージする人も多いでしょう。それもそのはず。ブリーフのフィット感と安定感、履きやすさ、動きやすさは、忙しく走り回る小学生男児にぴったりなのです。白だけでなくカラフルなデザインが増え、一昔前と比較すると格段におしゃれになっていますが、小学校の高学年頃からはブリーフを卒業してボクサーへと移る傾向に。
ボクサーブリーフ/ボクサーパンツ
ブリーフのフィット感とトランクスのデザイン性を兼ね備えた下着として幅広い世代に支持されるパンツ。伸縮性があり動きやすく安定感もあるので、運動時も快適に使用できます。ただし、よく汗をかく小学生男子にはムレやすいデザインのため、吸汗速乾機能などを備えたタイプがおすすめです。最近は幼児の時から一貫してボクサーという子供も少なくありません。
トランクス
80~90年代にかけて一大旋風を巻き起こしたデザイン性に優れたパンツ。綿100%の素材が多く、開放的な履き心地で通気性が良いのが特徴です。風通しの良さ、ムレにくさは3つの中はピカ一。ただし、フロントポジションが安定しないため、好き嫌いが大きく分かれます。ティーンエイジャーの一部ではトランクスの人気が回復の兆しも。
男児の下着選びは「着心地」「動きやすさ」「ムレにくさ」に注目
ママが買ってきた下着ならデザインや色を気にせずに何でも着用する子、「テロンとした生地のスポーツタイプにして」としっかりと自分のこだわりを伝える子など、同じ男の子でも年齢や性格によりタイプはいろいろです。
小学校低学年までは下着にこだわりが少ないものの、中学年・高学年と年齢が上がるにつれ、「体育の時間に友達にからかわれたくない」、「お父さんと一緒じゃいや(お父さんと一緒がいい)」など、だんだんと自分の意志が出てくるようです。パンツの変化は成長の印。子供の意見に耳を傾けながら、息子が誇れる男子パンツをしっかり選んであげましょう。
また、見かけのかっこよさもさることながら、肌触りや機能も気になるところ。子供は大人よりも肌が薄く敏感なため、素材はなるべく柔らかく肌に優しいものを選びましょう。活動的なタイプなら、からだを締め付けず動きやすい下着を選択することも大切です。そして、子供といえば汗。汗かきの子供にとっては下着のムレにくさには重要ポイント。ブリーフやボクサーなどフィット型のパンツの場合は、汗をしっかり吸って発散してくれる素材や機能に注目しましょう。
男児の下着は心とからだの成長に合わせて選ぼう
小学生からティーンエイジャーにかけての男の子は、心もからだもぐんぐんと成長しています。下着に無頓着だった子供が突然「お母さん、パンツはこれにして!」と言い出したら、それはわが子が成長しているサイン。子供の心とからだの成長に合った下着を用意して、快適な日常生活をサポートしてあげましょう。
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