学校で下着の形がばれるのはイヤ!成長期の女の子の悩み
学校で友達の下着が気になったという経験は、誰しもあるものです。「あの子はもうブラジャーを付けている」「私の胸はいつから大きくなるの?」など、成長期の女の子の頭はからだの悩みでいっぱい!
今回は、小学生、中学生、高校生とからだがどんどん変化する女の子のからだにフォーカス。成長期の複雑なからだと心のサポートを、下着選びの面から考えてみましょう。
目次
適切な下着選びは、成長するからだと心に寄り添う第一歩
女の子のからだは、小学校の高学年頃から急激な変化を迎えます。初潮を迎える前からバストトップが膨らみ始めてチクチクしたり、初潮が始まる頃にはバスト全体がふくらみ始めて、揺れると痛みを感じたりするのです。けれども、からだの悩みは友達や親に言うのは恥ずかしいもの。友達に指摘されるのが嫌でバストを隠そうと背中を丸めて生活する子もいるほどです。大人が思う以上に、成長期の女の子の心はデリケートなんです!
「うちの子はまだ生理にもなっていないから、ブラジャーは必要ないのでは?」と決めつけず、Tシャツの上から少しでも胸が目立つようになったならば、ファーストブラの購入を考えてみませんか。成長途中の胸は痛みを感じやすいですが、適切な下着は柔らかいクッションの役割を果たし、刺激から胸を守ってくれます。適切な時に適切な下着を選んであげることが、成長するからだと心に寄り添う第一歩になるのです。
まずはジュニア用下着を選びましょう
胸の痛みのせいで勉強に集中できなかったり、運動が億劫になったり、適切な下着をつけていないために起こる弊害は深刻です。また制服や体操服の上から下着の形が浮き出てしまって友達に指摘されるのも、この頃の子供にはつらいもの。「ブラジャーをつけていることを、みんなに知られたら恥ずかしい!」「学校で下着の形がばれるのはイヤ!」という気持ちに応えて、なるべく服に響かないジュニア用の下着を選びましょう。いきなりブラジャーをつけることに抵抗感を覚える女の子も多いので、その場合は、パッド付きキャミソール型の下着などから始めると良いですね。
もちろん、下着が透けていることを全く気にしないお子さんには、お母さんが「下着が透けてしまうのは、エチケット違反になるのよ」と、きちんと教えてあげましょう。お母さんの普段の観察と声かけが、子供の成長を上手に促します。
ジュニア下着にはうれしい機能がたくさん
ジュニア用下着には、さまざまなラインナップがあります。サイズは140〜160cmのサイズ、ブランドによっては170cmまでと幅広く、中学生・高校生の女の子もしっかりサポートします。まずはパッド付きのキャミソールが始めやすいですが、その後はパッドが良いのかカップが良いのか、形はキャミソール、ハーフトップ、ブラジャーのどれが合うのか、成長と好みに合わせて選びましょう。
また新陳代謝が良い年頃なので、素材は肌に優しいコットンで、吸汗速乾機能タイプがおすすめです。ジュニア下着は、部活や体育などで激しく動くことも考えて、チクチクするタグがない、パッドがずれにくい、ストレッチ素材だから締め付けないなど、嬉しい工夫がたくさん。さらにシームレスタイプは、縫い目が少なく下着のラインが透けにいので、「ブラジャーをつけていることがバレたくない!」という年頃の気持ちに優しく応えます。
「ブラジャーは、まだ私には早いのでは?」という恥ずかしがり屋のお子さんでも、ブラジャーとショーツのカラーを合わせると、オシャレ気分が上がって、ウキウキなブラデビューができるかもしれません。さらに一緒にお出かけした際に「いずれ必要になるから、今から買っておこうか?」と、防水・抗菌防臭加工がされたサニタリーショーツを一緒に選ぶのも、母娘の良いコミュニケーションにつながります。ファーストブラは単なるお買い物と捉えずに、「親子で、からだについて話し合う絶好の機会」として楽しみましょう。
成長期の女の子の些細な変化に気が付けるのは母親です
からだが変化を始める小学生高学年の頃は、まだ自分の気持ちを上手に表現できません。ひょっとすると、もう既に「ブラジャーが欲しい」「友達と私の成長が違うから不安」という気持ちを抱えているのかも。そんな些細な心の変化に気がつけるのは、やはり母親しかいません。
もしブラジャーに抵抗を示したら、その時は「胸の形が透けているのは、自分自身が恥ずかしいだけではなく、周りの人への配慮がないと思われるのよ」と、母親が優しく教えてあげましょう。からだについて親子で話し合った経験は、その後、子供たちが自分のからだを大切に思う気持ちや自信にもつながるはずです。
最新情報をお届けします
Twitter でsutetekonetをフォローしよう!
Follow @sutetekonet