40代女性は睡眠不足。眠りの質を上げて心身の美と健康を目指そう

若い時は徹夜明けでも平気だったのに、最近は寝てもなかなか疲れが取れない…。多忙な大人の女性にありがちな悩みです。もう若くないし仕方ない？いえいえ、家庭を持つ女性の睡眠時間は本当に短いのです！睡眠不足は万病のもと。さらには、お肌ボロボロ、代謝の悪化、疲れとイライラなど…百害あって一利なしです。

今回は良質の睡眠を手助けしてくれる下着についてのお話。眠りを制するもの美貌を制す！寝るときこそ下着にこだわって、誰よりも深い快眠を貪りましょう。

疲れるのは眠りのせいかも!?大人の女性は睡眠時間が最も短い

食べること、寝ることは、人間の基本。健康の重要なバロメーターでもありますよね。総務省の発表した社会生活基本調査結果によれば、10代～85歳以上の日本人の平均睡眠時間は7時間42分。その中でも最も睡眠時間が短いのは、40代後半～50代前半女性で睡眠時間が6時間を切る人が多数いるそう。

40代・50代といえば家族の世話や家事で大忙しの母パワー全開の年代。その上、仕事を持っていれば、時間がいくらあっても足りないですよね。日々の仕事や雑務、家族の予定管理など凄腕のマネジメント力を発揮しても、ベッドに入れるのは日付が変更した後…という人も多いでしょう。

「寝る時間が短いもの。不調は仕方ないよね…」と諦めるのはちょっと待って。実は大人女性の眠りを妨げる重大な理由がもう一つあるのです。眠りの質を左右するその正体は”ホルモン”。女性の眠りにどんな影響があるのかじっくり見ていきましょう。

眠りの質に影響大！　大人女性の美貌と健康のカギは「ホルモン」にあり

眠りの習慣は年齢や体質によって人それぞれ。一概に「〇時間睡眠が理想」とは言い切れません。睡眠時間が極端に短い場合は別として、睡眠時間が短めでもぐっすり安眠できていれば大丈夫。大切なのは”眠りの質”。40代・50代の女性の真の敵は、睡眠の質を悪化しかねない”ホルモン”の影響です。

毎月の生理をはじめ、妊娠や出産時など、女性の身体と心はホルモンに大きく左右されます。生理前にありがちな「イライラする」、「肌の調子が悪くなる」、「頭痛がする」などの不調はまさしくホルモンのせい。生理前は女性特有の黄体ホルモンが多量に分泌され、「すぐ眠くなるのに、眠りは浅い」という状態に。眠りの質が低下するからこそ、心身ともに調子を崩すという負のスパイラルに陥りがちです。

40代・50代は「更年期」に差し掛かり、女性ホルモンが大きく揺らぐ世代です。生理前とは逆に黄体ホルモンが激減する更年期はなかなか「眠くならない」というトラブルが。さらには、ホットラッシュや多汗といった不快な身体症状、肉体的・精神的なストレスも増して不眠に拍車がかかりがちです。

10代ならいざ知らず、健康と美貌の大きな曲がり角にある40代・50代は、睡眠がダイレクトに身体の好不調につながります。肌荒れや代謝の悪化による肥満傾向など不眠によって美貌が損なわれるだけでなく、高血圧や糖尿病などの病気、うつ病や不安障害などの心の病につながる可能性も。一刻も早く睡眠の質を上げることは何にも勝る健康・美容対策。安眠を手に入れられれば、健康や美容にも好影響の上、明るく落ち着いた心も取り戻せるはずです。

今夜からさっそく実践を。快適な睡眠には快適な下着

良質の睡眠はまず環境作りから。すんなりと入眠できない人は、コーヒーなどのカフェイン類は寝る数時間前からNGに。睡眠を浅くする恐れがあるアルコール類も控えたほうが無難です。また、電子機器や携帯電話もベッドルームから遠ざけて、目も脳みそもゆったりとリラックスを。また、起きた後はなるべく早く朝日を浴びると体内時計をリセットすることができます。朝食をとる、軽い運動をする、自分にあったリラックスタイムを設けるといったことも体内リズムを整えてくれるので是非実行してみてください。

枕やマットレス、布団のほか、肌に直接触れる下着などにもこだわってみてはいかがでしょうか。身体を締め付けず、肌触りの良い素材の下着で寝ることは大前提。ゴムがきつすぎるショーツや昼用の窮屈なブラをして寝るのは論外です。下着の痒みが眠りを妨げてしまうこともあるので、肌の弱い人は絹などの肌に優しい天然素材や刺激が少ない素材・縫製の下着を選びましょう。

また、汗かきさんは汗を吸い取りお肌を快適に保つ吸水力・速乾力に優れた下着を利用すれば、より快適な睡眠が得られるはずです。

まとめ

睡眠は健康と美容の源です。「忙しくて睡眠時間が取れない」、「寝つきが悪いし夜にすぐ起きちゃう」という睡眠の悩みを持つ女性は、快眠を誘う下着や習慣を取り入れて眠りの質を高める工夫をしてみましょう。眠りが改善することで、さまざまな不調から解放され、心の幸福感もグンとアップするかもしれませんよ。