梅雨も明けて太陽の光がさんさんと降りそそぎ、いよいよ夏本番。
暑い夏は少しでも快適に過ごすことのできる素材選びや、涼しげに見えるファッションが課題ですね。
夏は肌にダメージの大きい季節。インナーなど普段の生活にシルク(絹)を取り入れて、お肌をいたわりながら快適に過ごすことをおすすめします!
シルク(絹)のどんな性質が夏のお肌を守ってくれるのかをご紹介していきます!
夏の肌トラブルの原因
紫外線
夏のお肌の大敵といえば紫外線。紫外線を大量にあびてしまうと、お肌のうるおい成分であるコラーゲンやエラスチンなどの成分が破壊され、乾燥・シミやそばかすなど老化の原因になってしまいます。
しかも一度破壊されてしまったこれらの成分は二度と元に戻りません。これは「光老化」とも呼ばれ、非常に深刻です。
夏の午前10時~午後3時の間がもっとも強いといわれており、部屋の中にも、天候に関係なく降り注いでいます。
ほんのわずかな時間でも、紫外線対策を怠っていれば日焼けしてしまいます。洗濯物を干す間・ちょっとごみを出しに行く間などでも油断することなく紫外線対策は必須です!
乾燥
乾燥が気になる季節といえば冬ですが、じつは夏も乾燥しやすい季節だという事をご存知でしたか?
紫外線は上でお伝えしたように、お肌のうるおい成分やバリア機能を破壊してしまうためダメージに弱くなったりお肌そのものの水分が蒸発しやすくなったりと、乾燥した状態に。この水分不足を補おうと皮脂が過剰に分泌され、お肌の内部は水分不足なのに表面は皮脂でテカテカという「インナードライ」とよばれる状態になってしまいます。
皮脂でテカテカになると、スキンケアはつい保湿ケアよりも乾燥ケアに偏りがちになってしまいますよね。これがインナードライをますます助長させ、さらに乾燥が進んでしまいます。
さらにどこに行ってもガンガンに効いているクーラー。朝しっかり保湿ケアをして出かけても夕方にはお肌がカサカサ・ひどいときにはヒリヒリとかゆみを感じるようなことはありませんか?オフィスやお店など、人の出入りが絶えずあるような場所は一日中クーラーがつけっぱなしになっている場合がほとんど。自宅と違って自分で温度調節ができないのがツライですよね。
かいた汗が蒸発するときにはお肌の水分も一緒に蒸発してしまいますし、クーラーや冷たい飲み物・食べ物で体が冷えると内臓も冷えてしまい、消化機能や新陳代謝が悪化すると乾燥にさらに拍車をかけることに。
汗
夏は汗がつきもの。汗ジミやニオイ、肌にべったりとまとわりつくインナーなどが悩みの種ですが、かいた汗が肌に長時間とどまると様々なお肌のトラブルの原因になります。
汗でお肌が湿っている状態が続くと、角質層が汗を吸い込んでふやけた状態になってしまい、ほんの少しの刺激でもお肌が傷つきやすくなってしまいます。体がしめっているとクーラーなどで冷えやすく、冷えによるお肌への悪影響はもちろん、夏風邪などの原因にもなります。
そして汗は敏感肌やアトピー性皮膚炎の方にとってはとてもやっかい。汗は弱酸性のお肌をアルカリ性にしてしまいます。アルカリ性に傾いたお肌はバリア機能が弱まり、真皮層に紫外線や異物などの外部ダメージが入りやすい状態に…。さらに雑菌の繁殖が活発になってしまうので、肌荒れやニキビの原因になったり、やアトピー性皮膚炎の症状が悪化してしまう恐れがあるのです。
肌トラブルに効くシルク(絹)の性質
紫外線カット効果
カイコを外部刺激やダメージから守るための繭には紫外線カット効果があり、その繭を原料として作られるシルク(絹)にももちろん、高い紫外線カット効果が認められています。シルク(絹)を構成する成分のひとつ「セリシン」には紫外線を吸収する効果があり、なんと約90%もの紫外線をカットしてくれる効果があるんです。
ドライブや自転車でのお出かけはもちろん、洗濯物を干しにベランダに出るとき・近所やほんのわずかな時間の外出など、日焼け止めを塗るのが面倒…という時に活躍してくれるのがシルク(絹)のアームカバー。小さくたたんで持ち運びにも便利ですし、さっと着けられるのがとても便利ですよね。クーラーが効きすぎているなと感じた時にカーディガン代わりにもなってくれるので、カバンにひとつ入れておくと心強いですね!
首元の日焼け防止にはシルク(絹)のスカーフがおすすめ。ふんわりと柔らかく、軽い着け心地で暑い日も快適!クーラーの冷えからも守ってくれます。
インナーにシルク(絹)のキャミソールなどを着ていれば、洋服を透過してしまった紫外線もカットしてくれるので、着ているだけで安心。
日焼け止めとシルク(絹)アイテムを上手に併用して、夏の紫外線からお肌をしっかりガードしましょう!
保湿効果
シルク(絹)の成分「セリシン」は、紫外線カット効果だけではなく、優れた保湿力を誇る天然の成分。
セリシンはお肌への吸着性がとても高く、シルク(絹)を身に着けているとまるでパックのようにお肌に浸透し、乾燥から守ってくれるだけでなく、お肌に必要なうるおいを保ってくれます。
汗の蒸発やクーラー、紫外線による乾燥からお肌を守ってくれるのがシルク(絹)。着ているだけで保湿してくれるシルク(絹)を夏にこそインナーに選びたいですね!
夏の冷えに悩む方には、シルク(絹)の腹巻きがおすすめです。冷えは胃腸の機能を低下させ夏バテの原因にもなります。胃腸を温めて、温かい血液を体に循環させることで、内臓の機能や代謝をUPさせましょう。
また、朝にベッドに差し込む太陽の光も、例外なく紫外線。シルク(絹)のパジャマを着ていれば、無防備なベッドの中の知らず知らずの紫外線ダメージからもお肌を守ってくれます。
吸湿性・放湿性・速乾性
シルク(絹)の吸湿性・放湿性はコットン(絹)の1.5倍。天然繊維の中でもトップクラスです。
たくさん汗をかいてもしっかりと吸収してくれ、それを外部に放出。湿ってもすぐに乾くので汗の湿気が中にこもらず、いつでもさらりと快適です。夏の汗のべたつきから解放してくれます!汗や湿気が体に長くとどまることがないので、清潔な状態を保つことができるんですね。
美肌効果
シルク(絹)の効果はお肌にさまざまな美容効果を与えてくれる女性の強い味方。素肌に触れるインナーからソックス・腹巻き・スカーフやアームカバーなどのアイテムだけでなく、寝具にもシルク(絹)はおすすめ。
寝ている間の体やお肌はとてもデリケート。シルク(絹)の様々な効果が安眠をもたらしてくれ、ぐっすりと上質な睡眠をサポートしてくれます。セリシンは、髪の主成分「ケラチン」との相性がとてもよく、枕カバーをシルク(絹)にすると髪にツヤとうるおいを与えてくれる効果も期待されています。
夏のトラブルはシルク(絹)で解決!
夏はとても楽しい季節ですが、お肌への負担が大きい季節でもあります。
夏を快適に楽しく過ごすためにもシルク(絹)アイテムを活用してお肌の悩みを解決!トラブルを気にせず、思いっきり楽しんで思い出に残る夏にしましょう!