皆さんは、普段から何年先のことまでを考えて生活していますか?ほとんどの人が1年~3年までなのではないでしょうか。でも、考えてみてください。10年や20年先のお肌は、今と比べると必然的に歳をとってしまいますよね。日常生活の食事には気を付ける方は多いとは思いますが、普段身に付ける衣類に関して気を使う方は少ないのが現状です。シルク製品を使うか使わないかで、10年先でも肌の質を今の状態に近ずけることができます。とはいえ、具体的にはどんな違いが出るのははわかりませんよね。そこでここでは、シルク製品を身に付けて肌の年齢を若く保つ秘訣についてご紹介します。
男性でも女性でもシルクを身に付けることで肌は若さを保てる
シルク製品は肌に優しいことは、この記事で何度か説明したことを覚えていますでしょうか?肌に優しいシルク製品を身に付けることで、肌の若さを保ちやすくする効果があります。例えば、締め付けの強いブラやショーツの場合。肩の紐やワイヤーが当たり続けている部分が赤くなったり、深く跡が残ってたりしてはいませんか?そんな方は注意が必要です。肌と生地が擦れることで乾燥し、炎症や血行が悪くなることで消えない跡になってしまう可能性があります。
大切なのは衣類の素材選び
そこで大切なのが衣類の素材をしっかり選ぶこと。特に寝具は毎日同じものを使うためとても重要な役割があります。「安いから」「かわいいから」といって選ぶのと、「10年後も今の肌に近い状態でいたい」と考えるのでは、結果が天と地ほどの差がありますよ。上記で説明した通り、肌の天敵は乾燥することです。肌のうるおいは顔や手足だけでなく腕全体や足全体のことも考えなければいけません。乾燥を防ぐためにも、身体全体で適切な湿度を保つ必要があります。
第二の肌であるシルクの重要性
シルクは第二の肌であることは、もうご理解いただけてると思います。肌に近い素材であるシルクを身に付けることで、肌に優しいだけでなく美容効果を高めるサポートが可能です。
シルク繊維を身につけるだけで自然にお肌にうるおいを与えてしっとりとした環境を作り出すことができます。お風呂上りにベタ付くほどの保湿クリームを塗る必要はありません。少量の保湿クリームを塗り、シルク繊維の衣類を身に付けるだけで、これまでとは違ったサラサラでうるおったお肌になります。天然繊維の中で最も長くて細いシルク繊維は一度身に付けると衣類の肌触りに虜になってしまいますよ。
シルクはタオルや洗顔パフにも有効的
シルク繊維のタオルや洗顔パフもお肌には効果的です。シルクの繊維はとても細く、キャミソールやショーツなどの薄い素材を長く使い続けると毛玉ができる事もあります。とはいえ、この繊維の細さが肌の表面をなめらかにしてくれるのです。シルクのタオルや洗顔パフは、水に濡らして肌の表面を優しく撫でるだけでお肌がツルツルになります。肌着やパジャマなど、直接的に肌に触れるものはシルクの製品を選ぶことで、美肌効果を期待できます。
シルクがもつ未来への可能性
シルクが使われているのは衣類だけではありません。シルク製品において、利用・開発が進んでいるのは「コスメ」「医療」「食品」などです。それぞれ紹介します。
コスメの分野では?
コスメ分野でシルクの人気が急上昇しています。シルクは優れた吸湿性と保湿性、紫外線カットなどの多彩な機能を持っています。それらの機能をお肌に適用するべく、ファンデーション、口紅、アイシャドウなどが製品化されています。またシルクは静電気を発生させにくいので、痛んだ髪に浸透しながら健康な地肌に近づけるシャンプーやリンスなどもあります。
医療の分野
医療分野では、絹製の縫合糸が多く使われいます。絹製の縫合糸は、手術において扱いやすいため長く使用されています。また、第二の肌といわれるシルクの特性や透過性を活かして、人工皮膚やコンタクトレンズなどの開発が進んでいます。
食品の分野
シルクのタンパク質は、血中のコレステロールを低下させる作用をもつ「グリシン」「セリン」、アルコールの代謝を助ける「アラニン」、認知症を予防する効果がある「チロシン」など、良質なアミノ酸が含まれています。これらを活かすために食品化する研究が進んでいて、シルクのパウダーを混ぜてある「うどん」「クッキー」「豆腐」などの食品や、シルクのパウダーを水に溶かして作る「シルクウォーター」などが市販されています。
シルクは10年後のお肌も綺麗に保つ期待できる生地
今回の記事では、シルクとお肌の関係性について紹介しました。シルク生地のものを身に付けることで、10年後の肌も今の状態を保ちやすくする働きがあります。まずは、シルク生地の製品にどんなものがあるのかを探すところから始めてみることをおすすめします。