保湿対策を万全にして、乾燥する季節を乗り越えよう
これからますます空気が乾燥する季節がやってきますよね。唇や肌がカサカサになると化粧ノリも悪くなったり、喉が乾燥すると風邪をひいてしまったりと、何かしら体調に影響を及ぼしトラブルが多くなってきます。そうなる前に、準備しておきたい乾燥対策について今回はご紹介していきたいと思います。
みなさんはもう乾燥対策の準備はバッチリですか?まだだなという人、何から始めていいかわからない人はぜひ参考にして、カサカサの季節を一緒に乗り越えていきましょう!
顔の保湿には「適量の」化粧水+保湿クリーム
まず、乾燥している肌に一番必要なのは水分と保湿成分。これを適量与えてあげるのが大事です。多くたっぷりつけたとしても肌が吸収出来る量に限界があるので、適量を優しくつけましょう。
500円玉程度の化粧水や美容液を手の平に広げ、肌に押し当てるように馴染ませることが大事です。パチパチと叩くようにパッティングしてしまうと、肌への刺激や摩擦になってしまいます。
特に保湿効果の高い重要な保湿成分はセラミドです。化粧品成分名には「セラミド2」「セラミド3」「セラミド6」と表記されていますので、チェックして購入してみてください。
そしてたっぷりと水分や保湿成分を入れた後に、保湿クリームや乳液を薄く蓋をするようなイメージで伸ばします。
唇の乾燥対策にはワセリンやハチミツ
ふっくらツヤ感のある唇はとても魅力的。だけど冬になるとカサカサになって、最悪の場合、皮膚が割れて血が出てしまうなんてこともありますよね。そうならないためにも唇の保湿は重要。ワセリンなどでの保湿とUVケアだけでもとてもいい状態の唇に戻ります。
リップクリームでもその刺激によって皮膚が荒れてしまうこともありますので、その場合はハチミツを塗って、その後ラップをのせてしばらく数分置くだけでも全然違ってきます。また加湿器を常につけておくことも大事です。
また生活習慣も見直す必要があります。ストレスで疲れていたり、免疫が落ちている時は唇も荒れやすいもの。ビタミンを積極的にとったり、睡眠時間が短くならないように注意しましょう。
皮膚や粘膜を強く健康に保つために必要なビタミンB2は、特に卵や納豆、ウナギに多く含まれています。また緑黄色野菜も重要です。オリーブオイル、アボカド、アーモンドなどのナッツ類に多く含まれる、ビタミンEも抗酸化作用に優れ、血行促進を促し老化を防いでくれるでしょう。
手の乾燥対策にはハンドクリーム
特に炊事や掃除、洗濯などの水仕事を毎日している方であれば、ハンドクリームは手放せないのではないでしょうか。手がカサカサしていると老けて見えますし、握手したときや手をつなぐ時にはやはり、しっとりサラサラの手の方が喜ばれます。
ですがそもそも水仕事をする前に、ゴム手袋やビニール手袋で手荒れを防ぐのが最も効果的。手のモデルさんは必ずゴム手袋をしますし、マニキュアやジェルネイルも長持ちしますよ!
そして、手を洗い過ぎないこと。手を頻繁に洗うとなぜ手荒れしたり乾燥するのか?それは皮脂膜が流されてしまうからです。お湯で洗うとさらに皮脂膜を流しやすくなってしまいますし、洗剤も皮脂膜を流してしまいます。だから冬でも水で洗う、もしくは手袋でしっかりカバーすることが大事なのです。
そのように、まずは皮脂膜を流し過ぎないように注意した上で、ハンドクリームをこまめに塗りましょう。これも水分が足りていないことが多いため、まずは化粧水で水分を補給してあげた後で保湿クリームを塗ってあげるとより効果的です。
ハンドクリームは添加物の少ないものを選び、そして保湿効果の高い成分(シアバター、ホホバ油、アーモンド油、ビタミンE、尿素、ヒアルロン酸)が入っているものを使うようにすると良いでしょう。
手の保湿にはシルク(絹)の手袋をプラス◎
寝ている間にできるワンランク上の手の保湿方法は、ハンドクリームでケアした後にシルクの手袋を使うことです。寝ている間にハンドクリームがしっかり浸透しますし、手の摩擦も防ぐことができます。
化学繊維で作られた通気性のよくない手袋を選んでしまうと、手が蒸れて肌のバリア機能を損ねてしまいます。ですがシルク(絹)の手袋であれば、通気性にも優れていてその上肌触り抜群。シルク自体が人の肌に最も近いアミノ酸で作られているので、お肌に優しい手袋で手を乾燥から防いでくれるでしょう。
いかがでしたか?
今回は乾燥対策の前編をお届けしました。保湿クリームだけでなく、栄養や睡眠、予防など様々な方法で乾燥を防ぐ必要がありそうですね。
次回は乾燥対策の後編をお届けしていきたいと思います。どうぞお楽しみに!